犬のサプリメントのギモン(9問)

犬のサプリメント
サプリメントを取り入れるときに迷いやすい点をまとめました。そもそも毎日与えるべきなのかという前提の疑問から、効果が現れるまでの期間、与える量の決め方、開封後の保管方法までを扱っています。動物病院のお薬を飲んでいる場合に併用してよいか、アレルギー体質の犬に与えるときに確認しておきたいこと、粒を嫌がって食べないときの対策など、実際に始めてからつまずきやすい場面にも答えました。あわせて、腸内環境を整えることが体調にどうつながるのか、引っ越しや留守番、雷でソワソワするときにどう向き合えばよいかについても取り上げています。

監修 獣医師 渡邊 遥おうち de ペットクリニック

犬にサプリメントは毎日与えるべきですか?

基本的にはバランスの取れた「総合栄養食」を食べていれば健康は維持できますが、年齢や犬種特有のお悩み(関節の弱さ、皮膚トラブル、シニア期の衰えなど)がある場合は、目的に応じたサプリメントを毎日継続して与えることで、健康維持の大きな助けになります。獣医師と相談しながら、愛犬に最適な栄養をプラスしてあげましょう。

愛犬の腸内環境を整えるメリットは何ですか?

腸は「最大の免疫器官」と呼ばれており、腸内環境を良好に保つことは、健康的な便通だけでなく、免疫力の維持、毛艶の改善、皮膚の健康、口臭や体臭・便臭の軽減、涙やけの予防にも繋がります。

犬の腸活は人間と同じく食事が基本となりますが、サプリメントの活用もおすすめです。

引っ越しや留守番、雷などで愛犬がソワソワする時の対策は?

環境の変化や苦手な音による不安・ストレスを感じている可能性があります。
まずはストレスの原因を突き止め、原因を解消するようにしましょう。
また、ストレス解消の方法として、下記があります。
・質の高い運動やノーズワークなどの遊び
・食事と睡眠環境を整える
・撫でる、声をかける、マッサージやブラッシングなどのスキンシップ
・犬用ガムや噛むおもちゃで噛む欲求を満たす

別の選択肢として、リラックスをサポートするアミノ酸成分「GABA(ギャバ)」やテアニンを含むサプリメントなどを取り入れるのもよいでしょう。

薬を服用している犬にサプリメントを与えても大丈夫ですか?

サプリメントは医薬品ではなく食品(栄養補助食品)ですが、配合されている成分によっては、現在服用している動物病院のお薬の効果を強めてしまったり、逆に弱めてしまう相互作用が起きる可能性があります。自己判断で与えず、必ず事前にかかりつけの獣医師にお薬との飲み合わせを確認してください。

犬用サプリメントの効果はどれくらいで現れますか?

サプリメントは即効性のあるお薬とは異なり、日々の食事に足りない栄養を補いながら、緩やかに健やかな身体のベースを作っていくものです。個体差や体調によって異なりますが、まずは細胞や健康状態が生まれ変わる目安である「3ヶ月」を目処に、毎日根気よく継続して様子を見てあげることをおすすめします。

粒タイプのサプリメントを犬が嫌がって食べない時は?

粒のままでは警戒して食べない場合、小さく砕いたりピルクラッシャーで粉末状にして、大好きなウェットフードやチュールなどにしっかりと混ぜ込んで与えてみてください。風味が工夫されたものを選ぶと食べやすくなりますが、どうしても粒が苦手な場合は粉末タイプへの変更も検討しましょう。

アレルギー体質の犬にサプリメントを与える時の注意点は?

サプリメントに含まれる原材料(チキン風味のフレーバー、特定の植物由来成分、酵母など)にワンちゃんのアレルゲンが含まれていないか、必ずパッケージの全成分表示を事前に確認してください。詳細な原材料を開示しておりますので、心配な場合は事前に獣医師に見せて相談すると安心です。

サプリメントを与える量はどのように決めればいいですか?

基本的には、各サプリメントのパッケージ裏面に記載されている「愛犬の体重別の1日あたりの給与目安量」を必ず守って与えてください。たくさん与えたからといって効果が倍増するわけではなく、逆に栄養の過剰摂取でお腹がゆるくなる原因になることもあるため、目安量を朝晩の食事などに分けて継続するのが最適です。

サプリメントの保管方法で注意することはありますか?

品質を維持するため、直射日光や高温多湿の場所(特に夏の車内や窓際など)を避け、小児やペットの手の届かない涼しい暗所で保管してください。また、開封後はチャックをしっかりと閉め、湿気が入らないように注意し、賞味期限に関わらずなるべくお早めに(目安として1〜2ヶ月以内)使い切るようにしてください。

なお、保管方法の詳細は商品によって異なる場合がありますので、必ず各商品パッケージに記載の表示内容に沿って保管してください。

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