暮らしと住まいのギモン(11問)

暮らしと住まい
犬と猫のどちらにも当てはまる、住まいと暮らし方の疑問を集めました。フローリングで滑らせない床の対策、抜け毛が衣類や洗濯機につくのを防ぐ工夫、ペット用品を消毒するときにアルコールを使ってよいのかなど、日々の環境を整える話が中心です。引っ越しや車での移動といった、生活が変わる場面で気をつけたいことも扱っています。あわせて、部屋が寒いときに見せるサイン、換毛期の時期、玄関以外で見落としがちな脱走のポイントなど、季節や住まいの構造にかかわる項目も集めました。犬と猫を一緒に飼えるか、人間の言葉をどこまで理解しているかといった、いっしょに暮らすうえでの疑問にも答えています。

監修 獣医師 渡邊 遥おうち de ペットクリニック

犬と猫を一緒に飼うことは可能ですか?

可能ですが、お互いの相性によります。子犬・子猫のうちから一緒に育てるか、猫が先住のところへ子犬を迎える方が、比較的うまくいきやすいと言われています。

ペットがフローリングで滑るのを防ぐには?

滑り止めのマットやカーペットを敷く、ペット用の滑り止めワックスを床に塗る、足裏の毛をこまめにカットするなどの対策が関節を守るために重要です。

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ペット用品の消毒に「アルコール」は使えますか?

犬や猫はアルコールを分解できないため、舐めると危険です。ペット用の除菌スプレーや、次亜塩素酸水(ペット用)、または熱湯消毒を使用してください。

引っ越しをする際の注意点は?

犬の場合は、新住所の自治体(保健所や役所)に「登録事項の変更届」を提出する必要があります。猫は役所手続きは不要です。新居では使い慣れた匂いのついたグッズを置いて安心させます。

また、引っ越し当日は玄関の開け閉めが多くなるため、驚いた拍子に外へ飛び出してしまう脱走事故が起きやすいタイミングでもあります。作業中はキャリーやケージに入れておく、リードを必ずつけるなど、脱走防止の対策を徹底してください。

新しい環境に慣れるまでは、犬猫ともに落ち着きがなくなったり、食欲が落ちたりすることがあります。普段お使いのベッドやおもちゃなど、匂いのついたものをそのまま持ち込むことで安心します。

環境変化によるストレスが気になる場合はリラックスサプリメントを取り入れることもおすすめです。

犬や猫の「換毛期」はいつですか?

一般的に、春(冬毛から夏毛へ生え変わる3〜5月頃)と、秋(夏毛から冬毛へ生え変わる9〜11月頃)の年2回あります。この時期は普段より入念なブラッシングが必要です。

換毛期のブラッシング前にブラッシング用のグルーミングスプレーをひと吹きしておくと、絡まった毛がほぐれやすくなりブラシの引っかかりが軽減されるほか、抜け毛の飛散を抑えるのにも役立ちます。毛量が増えるこの時期は、いつもより頻度を上げてケアしてあげましょう。

ペットを車に乗せる際、気をつけることは?

必ずキャリーケースに入れるか、ペット用シートベルトを着用させます。車酔いをする子もいるため、乗車2時間前には食事を済ませ、こまめに休憩を挟みます。

これからペットを飼う心構えとして一番大切なことは?

ペットは「大切な家族」です。一度飼育を始めれば10年〜20年近く家族として共に生きることになります。毎日の世話、経済的な負担、旅行の制限、看取りの瞬間まで、生涯愛し責任を持つ覚悟が最も大切です。

犬や猫が人間の言葉を理解しているというのは本当ですか?

犬や猫が人間の言葉の意味そのものを理解しているというよりは、特定の「単語(音)」や飼い主の「声のトーン(高低)」、表情などを繰り返し結びつけて覚え、そこから状況やニュアンスを感じ取っている、と考えられています。

ペットの抜け毛が衣類や洗濯機につくのを防ぐ対策は?

洗濯前にランドリースポンジ(ペットの毛を集めるグッズ)を入れて洗う、衣類に粘着クリーナー(コロコロ)をしっかりかけてから洗濯機に入れるなどの対策があります。

犬猫が寒がっている(部屋が寒い)ときに見せるサインは?

体を小さく丸めて震えている、耳の先端や肉球を触ると冷たい、飼い主さんの体や布団の中に潜り込んでこようとする、などが寒がっているサインです。暖房やペットヒーターを調整してください。

ペットの脱走を防ぐために、玄関以外で「見落としがちな場所」は?

「ベランダの洗濯物干しの隙間」「換気のために少しだけ開けたお風呂場やキッチンの小窓」「来客時に一瞬だけ開けた勝手口」です。犬猫は驚くほど狭い隙間や網戸をこじ開けて外に出てしまいます。

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